司法書士とは
司法書士は、法律に関する業務を専門に行う国家資格の法律家です。
専門的な法律知識に基づき、不動産(土地、建物)の登記、商業・法人の(会社設立、役員変更等)登記の申請、裁判所・検察庁・法務局等に提出する書類の作成等、個人の権利や財産を守るための法律業務を行います。
主な業務
・登記や供託手続きの代理
・法務局・裁判所・検察庁に提出する書類の作成
・依頼者からの法律に関する相談への対応
・法務大臣の認定を受けた場合は、クライアントの代理人として簡易裁判所での訴訟手続き
司法書士になるには
司法書士試験は年齢・性別・学歴などの制限がなく、どなたでも受験できます。合格率は例年3~4%前後で、超難関資格とされています。
また司法書士になるには、司法書士試験に合格するか、一定の条件を満たして法務大臣の認可を受けるかのいずれかとなります。
1.司法書士試験に合格する
定期的に開かれている国家試験に合格することです。司法書士試験は年齢・性別に関係なく受講することが可能です。
合格後は全国のいずれかの司法書士会に入会して司法書士名簿に登録し、研修を受講する必要があります。
2.法務大臣の認可
一定の条件を満たしていれば、試験に合格しなくても司法書士を目指せます。一定の条件とは、裁判所書記官や法務事務官などとして10年以上、または簡易裁判所判事・副検事として5年以上の経歴がある場合です。このような経歴を持つ人は、法務大臣の認可を受ければ司法書士の資格を得ることができます。
司法書士試験の合格率は例年3~4%前後で、超難関資格とされています。合格までには3,000時間前後の勉強時間が必要と言われています。
合格には戦略的な学習計画と効果的な勉強方法が必要不可欠です。計画的に学習を進めていきましょう。
オンライン木村ゼミなら自分のペースでしっかりと学習に取り組めます。